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こんにちは。昔飼っていたヒョウモントカゲモドキについて書きます。レオパードゲッコーって名前がなんとも好きでした。
可愛かったけど餌のコオロギがよく脱走してたな・・・
🦎 ヒョウモントカゲモドキの生態とトリビア 🦎
目次
ヒョウモントカゲモドキの基本情報
- 学名:Eublepharis macularius
- 分類:爬虫綱 有鱗目 トカゲモドキ科
- 生息地:アフガニスタン、パキスタン、インド北西部、イランなどの乾燥地帯
- 寿命:野生で約10年、飼育下では20年以上生きることも
- 体長:18~25cm(尾を含む)
- 体重:50~80g(個体による差が大きい)
- 特徴:ヒョウ柄の体、動くまぶたを持つ、夜行性
ヒョウモントカゲモドキの生態
ヤモリなのに吸盤なし!「地上性ヤモリ」
ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間ですが、他のヤモリとは異なり、吸盤を持たない 特殊なトカゲモドキです。
- 多くのヤモリは樹上で生活し、壁やガラスを登るために指に吸盤を持ちますが、ヒョウモントカゲモドキは 地上性(地面を歩くタイプ) であり、吸盤を持ちません。
- そのため、しっかりとした 指の爪 を持ち、砂地や岩場を歩くのに適応しています。
💡 「壁を登れない、地面を歩くヤモリ!」
まぶたを持つ珍しいヤモリ
- 一般的なヤモリは まぶたがなく、瞬きができない ため、舌で目を舐めて汚れを取ります。
- しかし、ヒョウモントカゲモドキは まぶたを持ち、瞬きをすることができる、珍しいヤモリの一種です。
- これは、砂漠や乾燥地帯で 砂埃から目を守るために進化したと考えられています。
💡 「ヤモリ界の珍種!まばたきができるヤモリ!」
肉食性!昆虫ハンター
- ヒョウモントカゲモドキは 完全な肉食性 で、主にコオロギやミルワーム、バッタなどの昆虫を食べます。
- じっと獲物を観察し、狙いを定めてから 一瞬で飛びかかって捕食するハンティングスタイル が特徴。
- 飼育下では、生きた昆虫を与えることで 野生の狩猟本能を刺激できる ため、ペットとしても人気があります。
💡 「俊敏な昆虫ハンター!」
夜行性で暗闇でも活動できる視力
- ヒョウモントカゲモドキは 夜行性 であり、昼間は岩の隙間や穴の中で休み、夜になると活動を開始します。
- 暗闇でもよく見える 優れた夜間視力 を持ち、わずかな光でも周囲を確認できます。
- 飼育環境では、昼間に強い光を当てすぎるとストレスを感じるため、隠れ家を用意するのが理想的。
💡 「暗闇でもバッチリ見える、ナイトハンター!」
🔍 ヒョウモントカゲモドキのトリビア
1. 尾に栄養を蓄える「貯蔵タンク」
- ヒョウモントカゲモドキは、尾に脂肪を蓄える ことで、食べ物が少ない時期にも生き延びられる仕組みを持っています。
- 健康な個体は 尾が太く、丸みを帯びている のが特徴。
- 極端に尾が細い場合は 栄養不足のサイン なので、飼育する際には注意が必要!
💡 「尾は生命維持のカギ!」
2. ピンチの時は「自切」で身を守る!
- ヤモリの仲間らしく、ヒョウモントカゲモドキも 外敵に襲われた時に、尾を自ら切り離す(自切) ことで身を守ります。
- 尾はしばらくピクピクと動き、敵の注意をそらす役割を果たす。
- その後、再生するものの 元の形とは異なり、少し短くなったり、丸みを帯びたりすることが多い。
💡 「ピンチの時は、尾を捨てて逃げる!」
3. さまざまなカラーバリエーション!
- ヒョウモントカゲモドキには、 「モルフ(品種)」 と呼ばれるさまざまなカラーバリエーションが存在。
- 野生型(ノーマル)は ヒョウ柄模様 ですが、飼育下では アルビノ、ブリザード、タンジェリン など、色や模様が異なる個体も。
- 近年、ブリーダーによって 新しいモルフが次々と生み出されている ため、ペットとしての人気も急上昇!
💡 「カラフルなヤモリ界のファッションリーダー!」
4. 初心者にも飼いやすいペットとして人気!
- ヒョウモントカゲモドキは 大人しく、人に慣れやすい性格 で、爬虫類飼育初心者にも向いている。
- さらに、比較的 丈夫で環境適応力が高いため、ペットとして長く人気。
- 昼間は静かに過ごし、夜に活動するため 夜型の人にもピッタリなペット!
💡 「爬虫類初心者にもおすすめのヤモリ!」
まとめ
ヒョウモントカゲモドキは ヤモリの仲間でありながら、壁を登らず、まぶたを持つユニークなトカゲ です。
地上性で肉食、夜行性という特性を持ち、尾に栄養を蓄える機能や自切能力など、進化の工夫が詰まった生き物です。
カラーバリエーションも豊富で、ペットとしても非常に人気が高く、爬虫類初心者にも向いている生き物。
※販売店は増えましたが、診察可能な病院はまだそんな多くないのでそれは気を付けたいところ・・・