※画像引用しています
こんにちは。昔友人がハリネズミを飼っていました。
めちゃくちゃかわいかったな・・・
目の前でワームを食べる様を見せてもらったのですが、それすら可愛かったです。
🦔 ハリネズミの生態とトリビア 🦔
目次
ハリネズミの基本情報
- 学名:Erinaceinae
- 分類:哺乳綱 ネズミ目(ハリネズミ科)
- 生息地:ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどの森林や草原
- 寿命:野生で約3~5年、飼育下では5~8年ほど
- 体長:15~30cm
- 体重:300g~1.2kg(種類や個体による)
- 特徴:背中に生えた針状の毛、夜行性、丸くなる防御姿勢
ハリネズミの生態
針だらけのユニークな防御スタイル
ハリネズミの最も特徴的な部分は、背中に生えた針状の毛(棘) です。
- この針は 毛が変化したもの であり、約5,000~7,000本生えています。
- 危険を感じると、体を丸めて針を外側に向ける「ボール状防御」を取ることで、捕食者から身を守ります。
- 針自体には毒はなく、鋭い棘が防御の役割を果たしています。
💡 「丸くなる=最大の防御!」
夜行性で嗅覚・聴覚が優れている
- ハリネズミは 夜行性 で、昼間は巣穴や草むらに隠れて眠ります。
- 目はあまり良くないですが、嗅覚と聴覚が非常に発達しており、暗闇の中でも獲物を探すことができます。
- 小さな昆虫やミミズ、果物などを食べる雑食性の動物。
💡 「夜の世界では最強のハンター!」
「アンティング」と呼ばれる不思議な行動
- ハリネズミは 「アンティング(anointing)」 と呼ばれる独特の行動をとります。
- 強いにおいのするもの(特定の植物や新しい食べ物)を見つけると、口に含み、泡立てた唾液を自分の背中につける という不思議な習性があります。
- その目的は不明ですが、敵への警戒、毒成分を体にまとうことでの防御 などの説があります。
💡 「謎多きハリネズミの行動!」
孤独を愛する単独行動派
- ハリネズミは基本的に 単独行動を好む動物 で、他の個体と一緒にいることはほとんどありません。
- 繁殖期以外は縄張りを持ち、他のハリネズミと出会うことを避ける傾向があります。
- 飼育下でも、多頭飼いをするとストレスを感じやすく、ケンカになることも。
💡 「ひとりの時間が好きな動物!」
🔍 ハリネズミのトリビア
1. 名前は「ネズミ」だけどネズミの仲間ではない!
- 「ハリネズミ」という名前ですが、実はネズミ(げっ歯類)とは まったく別のグループの動物。
- ハリネズミは モグラの仲間(食虫目) に分類される哺乳類で、昆虫を主食としています。
💡 「実はネズミじゃなくてモグラの仲間!」
2. 針は生え変わる!「ベビーハリ」も存在
- ハリネズミの針は一生そのままではなく、成長とともに 生え変わる ことが知られています。
- 特に赤ちゃんの頃(生後4~6週間)は、「ベビーハリ」と呼ばれる柔らかい針が生えており、成長するにつれて硬くなります。
- 針の抜け替わりを「クイリング」と呼び、この時期は少し敏感になることも。
💡 「針も生え変わるんです!」
3. 走るスピードが意外と速い!
- のんびりしているイメージが強いハリネズミですが、実は 意外と俊敏な動物 です。
- 危険を感じると、時速約9km(人の早歩きくらいの速さ) で走ることができます。
- 野生ではこのスピードを活かして、外敵から逃げる際に役立てています。
💡 「意外と足が速い!」
4. 世界には17種類ものハリネズミが存在!
- 日本では「ヨツユビハリネズミ」がペットとして有名ですが、世界には 17種類 のハリネズミが存在します。
- アフリカハリネズミ、ヨーロッパハリネズミ、インドハリネズミなど、それぞれ異なる生態を持っています。
- 種類によって針の長さや模様、性格にも違いがあります。
💡 「ハリネズミにもいろんな種類がいる!」
まとめ
ハリネズミは 針を持つユニークな哺乳類 で、夜行性の昆虫ハンターとして進化してきました。
防御のために丸くなる姿や、謎の「アンティング行動」など、興味深い生態を持つ動物です。
また、「ネズミではなくモグラの仲間」「針が生え変わる」など、意外な一面もたくさん!
野生のハリネズミも汚くて可愛いんだよな~