【爬虫類】春だ!ミシシッピニオイガメについて

※画像引用しています

暖かくなってきましたね。
そこかしこでカメが出てきましたよ。
今回はプレーンなペットの亀、ミシシッピニオイガメについて書いていきます。

🐢ミシシッピニオイガメの生態とトリビア🐢


目次

ミシシッピニオイガメの基本情報

  • 学名Sternotherus odoratus
  • 分類:爬虫綱 カメ目 ドロガメ科
  • 生息地:アメリカ合衆国南部〜中部の淡水域(ミシシッピ川流域など)
  • 寿命:平均15〜20年(飼育下では30年以上生きる例も)
  • 体長:最大で約13cmほどの小型種
  • 特徴:黒や茶色の甲羅、丸いフォルム、においを発する性質あり

ミシシッピニオイガメの生態

小さくて飼いやすい人気の水棲カメ!

ミシシッピニオイガメは、体長13cm前後と非常に小柄な水棲カメ。
そのコンパクトなサイズとおっとりとした性格から、初心者にも人気のペットカメです。
水中生活を好みますが、水面に顔を出して呼吸したり、時々日光浴もします☀️

💡「お部屋でのんびり一緒に暮らせる小さなカメさん」


名前の由来は“ニオイ”?

名前に「ニオイ」と入っている通り、敵に襲われそうになったとき、臭腺から強いにおいを発する性質があります。
このにおいは“ムスク臭”と呼ばれ、野生では外敵から身を守るための手段。
ただし、飼育下ではにおいを出すことは少なく、清潔な環境を保てばほとんど気になりません。

💡「本気出したらクサいけど、普段は無臭です!」


陸より水が好き!でも浅瀬が安心

ミシシッピニオイガメは泳ぐのが得意ですが、深すぎる水は苦手。
呼吸のために頻繁に水面に顔を出す必要があるため、浅めで足がつく水場を好む傾向があります。
水中でゆったり歩いたり、時には水面でぷかぷか浮かんでいる姿も見られます。

💡「泳げるけど、溺れると怖いから浅瀬が落ち着くタイプ」


ほとんど噛まない温厚な性格

性格は基本的におっとりしていて臆病
慣れてくると人の手からエサを食べたり、水槽越しに近づいてくることもあります。
噛むことは少なく、飼育しやすいカメとして高評価を得ています🐢

💡「警戒心強めだけど、仲良くなるとめっちゃかわいい!」


ミシシッピニオイガメのトリビア

1. 実は木に登ることもある⁉

野生のミシシッピニオイガメは、なんと川沿いの倒木や枝に登る行動が観察されています!
主に日光浴や外敵からの回避が目的とされていますが、水棲カメにしては意外な運動能力もあるんです。

💡「ちいさいけど、木にも登れるアクティブカメ」


2. 呼吸も工夫がいっぱい!

水面に顔を出して呼吸するだけでなく、舌や喉の中の粘膜からも酸素を取り込めるという特性を持っています。
これは「水中でもなるべく長く息を止めたい」カメならではの進化なんです✨

💡「実は超省エネ呼吸の達人」


3. 甲羅がやわらかく見えて実は丈夫!

ミシシッピニオイガメの甲羅は、丸くドーム状で柔らかそうな見た目ですが、
しっかりと硬く丈夫。
野生では水底の石や枝の中を動き回るため、衝撃に強く進化しているのです。

💡「見た目やわらか、でも中身はガード堅め」


まとめ

ミシシッピニオイガメは、小さくて飼いやすく、性格も穏やかで見た目もかわいらしい水棲カメです。
ユニークな“におい”の性質や、水中でののんびりした様子、時々見せるアクティブな一面など、知れば知るほど魅力たっぷり!
静かに、でも確実にあなたの暮らしに癒しを届けてくれる存在です。

「カメって気になるけどちょっと難しそう…」
そんな方の“カメデビュー”にもぴったりな相棒かもしれません。

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