昨日はタヌキについてのブログを書きました。
今日はよく間違えられるアライグマについてご紹介していきます。
アライグマのトリビア
アライグマは本当に「手を洗う」?
アライグマの名前の由来は、ものを「洗う」ような仕草から来ていますが、実際には食べ物を水で洗っているわけではありません!水の中で前足を使って触ることで、食べ物の感触を確かめているのです。
日本では外来種として問題に
もともと北アメリカ原産のアライグマですが、日本にはペットとして輸入され、その後野生化。現在では全国に広がり、農作物を荒らしたり、生態系に悪影響を与える外来種として問題視されています。
木登り&泳ぎが得意!
アライグマは見た目よりも運動能力が高く、木登りや泳ぎが得意です!前足の爪を使ってするすると木に登り、川や湖もスイスイ泳げるため、幅広い環境で生息できます。
「アライグマ」と「タヌキ」はまったく別の動物!
タヌキとアライグマはよく似ていますが、タヌキはイヌ科、アライグマはアライグマ科に分類されます。
また、アライグマのしっぽにははっきりした縞模様があるのが特徴で、タヌキとは異なるポイントです。
前足がとても器用!
アライグマの前足はとても器用で、人間の手のように細かい動きができます。ドアを開けたり、ゴミ箱のフタを外したりと、知能が高く順応性のある動物です。
夜行性で単独行動が基本
アライグマは基本的に夜行性で、日中は木のうろや洞窟、建物の隙間などに隠れています。また、単独行動をすることが多く、タヌキのようにペアで行動することはあまりありません。
雑食でなんでも食べる!
アライグマは非常に雑食性が高く、果物や木の実、昆虫、小動物、さらには人間のゴミまであらゆるものを食べます。この食性の広さが、都市部でも生息できる理由の一つです。
実は「アメリカタヌキ」という別名も
アライグマは、見た目がタヌキに似ていることから「アメリカタヌキ」と呼ばれることもあります。しかし、実際にはタヌキとは全く別の動物です。
ペットとして飼うのは危険?
アライグマは見た目がかわいいため、ペットとして飼われることもありますが、成長すると気性が荒くなるため、飼育が難しくなります。そのため、日本ではペットとしての輸入・飼育が禁止されています。ラスカルを森に返すことになってしまったのもこの理由だったような…
うろ覚えですみません💦
意外と長生き!
野生のアライグマの寿命は5~7年ほどですが、飼育環境では20年近く生きることもあります。知能が高いため、環境に適応しながら長生きする個体も多いようです。
アライグマは本当に本当にかわいいのですが、日本では害獣として扱われています…。もしかわいいと思っても迂闊に近寄るのはNGです。噛まれてしまうと感染症等の危険がありますので遠くから眺めましょう。本当は処分対象なのですが…。わたしには殺せないかも…。